長女ちゃんの昨日の出来事があったとき、長女ちゃん、とんでもないことをしてしまったと、かなり焦ったそうだが、それで私の小学校のときのことを思い出しました。

5年生か6年生のとき、放課後教室で男の子と2,3人で遊んでいました。
取っ組み合いというのでもなく、プロレスというのでもないけれど、じゃれいというのか、やっていたのだけれど、私が一人の子の手を持って軽く返したところ、彼がひっくり返り、机の角で頭を切りました。

頭なので、出血も結構あり、そのまま病院行きとなりました。

帰った私は、それこそもう明日から学校へ行けないって悲観的に。
仕事から帰った母と菓子折り持って、彼の家に謝りに行き、にこやかなお母さまの対応と、ちょうどそのとき帰宅したお父さまの
「女の子にやられるとはねぇ」
と苦笑されたのをはっきり覚えています。
(ついでにそのとき、お父さまがあんまりハンサムなので、男の子のルックスとの違いに驚いたこともはっきり覚えています

あの子の両親は笑って許してくれたけれど、きっと明日学校へ行ったら
「男子に怪我させたオンナ」ってみんなに見られるんだわ〜〜〜〜〜〜
「この世の終わり」かのような眠れぬ夜を過ごしました。

でも、翌日学校行ったら、別に誰も気にしてないんですよね。
そんなことがあったっていうのは、伝わったと思うんですが、それでどうこう言われることはなかった。
ほっとしました。

ただそれから間もなく、市内の小連体(小学校連合体育大会)があり、連日練習してきたマスゲームやら組体操やらに、彼は出られなくって、客席(出身の西宮では小連体、中連体は甲子園球場でするんですよ)で観ているだけだったのが、非常に申し訳なかったです。
結局その年は、甲子園球場のグランドに彼は立てなかったわけですし。


けがさせちゃった私と違って、長女ちゃんうっかりガラス割っちゃっただけだし、大人から見るとどうってことないんですけど、何かしでかしたことがない子だから、あわてちゃったんでしょうね。

1度書いたかもしれないけれど、小学校時代、学校近くの信号が赤のとき、車は全然通ってないので、友だちはムシして渡っちゃうのだけれど、それが渡れなくって「先に行ってて」って言うような子でした。

3年生くらいから、毎年毎年、担任が変わるけれど個人懇談での先生の第一声は
「掃除が熱心で」
「みんなが嫌がるトイレ掃除を進んでやってくれて」
「他の子が遊んでいても黙々と隅々まで掃除していて」
と、掃除のことばかり。

中学に入っても
「掃除がすばらしい」

「掃除しかないんかいっ」と突っ込みたくなるような先生のお言葉。

マジメなために、損することもあるかもしれないけれど、彼女らしさなんで認めてもらえてるのは嬉しいなぁと思います。
ちょっと書きすぎちゃいました