昨日、次女が何度も起きてきたって話を書いたけれど、実は私も不眠症だった。

・・・だったと言えるようになるとは。

すでに幼稚園の頃寝られなかった記憶がある。

夜、リビングの横の和室で寝る。
寝られない。
寝返りを何度も打つけれど、寝られない。

そのうち親の見ているTV番組が終わる。
あ〜9時になっちゃった。
(当時は、ホームドラマとかって、8時〜9時とかじゃありませんでした?)

悲しくなる。
今日も9時まで寝られなかった。
しくしく泣き出す。

そのまま耐えて、9時からの番組も終わる。
10時だ〜
明日幼稚園行けない・・・

めそめそ泣き続ける。

親に泣いているのを知られたくないような、気づいてほしいような・・・
そんなめそめそ泣き。

結局何時に寝付けるのか覚えていないけれど、いつも結構深夜まで起きていたような気がします。

リビングにかけている柱時計。
時報の音は消しているのだけれど、ちょうどの時間になると、最後に針がカチッと音するの知ってます?
本当は時報を打つはずが、それは音を消しているから鳴らないのだけれど、そのスイッチが入る音というか・・・

テレビを消して、両親が寝た後でも、そのカチッという音を数えては、
ああ、もうこんな時間だ。
こんな時間まで寝られない・・・

と悲しくなるのです。

結局私のめそめそ泣きに気づいた父が、添い寝をしてくれて、やっと寝られるという毎日でした。
ほとんど毎日、そんな状態だったように思います。

厳しい自分勝手な、すぐ叱る母でしたが、このことに関しては叱られた記憶はありません。
でも添い寝をしてくれるのは、いつも父だったな〜
母は弟担当だったのかもしれません。
(弟はよく寝る子だったけれど)

この寝つきの悪さは、いつまでも続きました。
小学校に入学したら、幼稚園は9時までに行けばよかったけれど、小学校は8時半です。家を出るのもずっと早くなる。1時間は早く起きないといけない。
よく布団の中で
「あ〜幼稚園の頃はよかったな〜
ゆっくり寝られたもんあ〜」
と思ったものです。

低学年の頃までは、ずっとめそめそ泣いては、添い寝してもらっていたような。
添い寝してもらったからって、すぐ寝られるわけじゃなく、父のほうが先に寝ちゃったりしてたんですが。

で、それは中学生、高校生、大学生となっても続き、就職しても続きました。
特に日曜の夜は
「明日から仕事だ〜
進捗会議が月曜朝にある〜」
と思うと、いつまでも寝られませんでした。

いつからでしょうか。
専業主婦になってからかな。
結果を求められる緊張感がなくなり、いつでも、眠ければ昼寝できるっていう安心感でしょうか。

それほど寝つきは悪くなくなりました。
たまに全然寝られんってときもありますが。

同じような時期から、「顎関節症」もなくなりました。
中学生のころから、あごの関節が、ガクッとずれた感じになり、口が開きにくくなってました。
無理に動かすと、ガリガリ耳元で音がします。
上の子の育児生活のころも、何度もなっていました。
病院に行くと、ストレスと言われました。

今って、相当ストレスのない生活になったってことでしょうか。
それでも、寝られる寝られないじゃなくて、夜遅くまで寝ない私・・・
健康のため早寝早起きを心がけましょう。